保険のびっくりあるある2.

query_builder 2024/02/06

1.の続きです。


3.自分の付き合う保険担当者を「優秀」と言う方がいるが、それは「保険のセールスの成績がすぐれている」という意味だと気づかないことがほとんど。


→保険業界の評価は「販売量」であり、品質ではありません。品質の良し悪しで保険屋さんの報酬は決められていません。つまり、「ウチの保険担当は優秀だ」という場合、誰が話しているのか、優秀と考えた点は何か、を明らかにしないと、大きな誤解を生みます。 例えば、毎年販売量がトップクラスで、毎年ハワイで表彰式に出席している担当者と、表彰されたことがないが、資格の勉強をコツコツと頑張っている担当者と、利用者にとってどちらが担当としてありがたいか、考えてみるとわかるはずです。


4.複数社の取り扱いができる代理店を「中立に相談ができる」、一社しか取り扱えない代理店は「偏っている」と捉えがち。


→形式から判断すると、確かにそのような印象はあります。ですが、複数取り扱っていても実質的にほぼ1、2社の保険しか使わないこともかなり多いです。それは、取り扱いに慣れている、手数料が多い、複数社全部を説明するのは代理店も利用者も大変、等の理由です。 実は複数社取り扱えるのに偏った会社のみ提示するのは法的にも大問題で、金融庁も問題視しています。つまりこの問題は、保険会社の数ではなく、プロセスの問題がほとんどだと思います。


5.法人の役員が、個人契約で大量の保険に加入している。


→これはすべてではありませんが、かなり重要です。法人の役員は、法人で加入すべきものと、法人で加入すべきでないものがあります。このことを保険屋さんに聞いてみると、その方のレベルがわかるのではないかと思います。


 以上、コラム形式で書きましたが、引き続き書いていこうと思います。もしも保険の事に意識が向き、疑問が出てきましたら,

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